これぞ相対性理論!リニア新幹線体験乗車(山梨県都留市(つるし))

2018年8月30日(木)


    乗り物の体験乗車なるものを体験するのは初めてである。しかも今回体験するのはJR東海のリニア中央新幹線である。
    2018年度の実施日は、春季、夏季、秋季のいずれも平日である。シーズン別に公募が行われ、抽選の結果、当選者のみが体験可能である。なお、体験乗車とは言うものの有料であり、2名単位で税込4,320
(1名でも同額)である。(「タダとちゃうんか~い」とツッコミを入れたくなる。)

    「大宮~大月(おおつき)」間は、片道乗車券の営業キロが100km以下なので往復乗車券にしても合計営業キロが200km超にならないが、「久喜(くき)~大月(おおつき)間の往復乗車券にすれば、合計の営業キロが200km超になるので、「大人の休日倶楽部(くらぶ)」ジパング会員割引(以下「大休30割」)を適用することができる。その結果、「大宮~大月(おおつき)」間の往復乗車券よりも安価となる。
【久喜大休30割可能(往復の営業キロ200km超)で割引の往復運賃2,700円
【大宮大休30割不可(往復の営業キロ200km未満)で一般の往復運賃
2,980
    両案とも実際の乗車経路はもっと長いが、いずれも東京近郊区間内発着であり、運賃は最短経路で算出される。

    また、「久喜(くき)~新宿」間については普通列車のグリーン車を利用することにした。大宮よりも久喜(くき)のほうが着席可能性が高く、もし久喜
(くき)で着席できなくても大宮で着席できる可能性が高い。
 
    特急列車においては、普通車とグリーン車に料金差ほどの魅力を感じてはいない。しかし、普通列車(快速を含む)においては両者の差は歴然としている。したがって、特急列車のグリーン車を利用することはめったにないが、普通列車(快速を含む)のグリーン車はよく利用している。

(1)  普通列車のグリーン車

乗車券(ゆき) 大休30割

普通列車用グリーン券 大休30割

(2)  特急あずさ

B自由席特急券 大休30割

新宿に停車中の「あずさ7号」

    新宿駅発車時の自由席乗車率は50%くらいであったが八王子では100%になった。

(3)  大月(おおつき)駅(JR)
<関東の駅百選>(一般的には山梨県は関東地方ではなく中部地方である)

丸太を組み合わせた駅

乗車券(ゆき)

(4)  大月(おおつきし)郷土資料館

(5)  甲斐(かい)の猿橋(さるはし)

日本三奇橋のひとつ

日本三奇橋
甲斐(かい)の猿橋(さるはし)
岩国の錦帯橋(きんたいきょう)
木曽の桟(かけはし)
    (木曽の桟(かけはし)ではなく阿波のかずら橋とする主張もある)

乗車券(かえり)

(6)  山梨県立リニア見学センター 体験乗車割

(7)  リニア体験乗車

リニア搭乗券

    チェックインまでの手順は次のとおりである。
①手荷物検査
    金属探知機は空港並み
    手荷物のX線検査は無く目視検査
②搭乗券発券
    発券機に次の数字を入力する
    (a)搭乗予約証明書に記載されている予約番号
    (b)申込み時に申請した電話番号の下4桁
③チェックイン

時速500キロ

    時速500キロになった時点でわずかに地上走行区間がある。そこで窓の外を見ると、目視では何ら問題無いのだが、動画では鉛直線が斜めになっている(これぞ相対性理論?)。ほんの一瞬をお見逃しなく。

    ほとんどトンネル区間なので、窓外の風景を楽しむことはできず、他にすることが無い。

(8)  特急かいじ

乗車券(かえり) 30

B自由席特急券 30

大月(おおつき)に到着する
かいじ118号

(9)  普通列車のグリーン車

普通列車用グリーン券 30割

(10)  大宮ワイン倶楽部(くらぶ)

マルゲリータ


<関連記事>

悪戦苦闘!動画見放題

2018年8月17日(金)


    結論としてはTSUTAYA(ツタヤ)プレミアムでDVDをレンタルすることにしたのだが、その結論にいたるまで約1か月にわたって悪戦苦闘した。

<動画提供サービス>
(1)  ツタヤの定額レンタル8
    基本料金は月額税込
1,958である。支払方法は電話代合算かクレジットカードである。
    これは、要求したDVDのうち順番に2枚ずつ送られてくるものである。
    1か月当たり30本の動画を観ることができるが、一度に送られてくるDVDは2枚であり、返却後に次のDVDが発送される。それが届くまでの間は動画を観ることができない。
    詳細はこちら。

(2)  ツタヤの動画見放題
    基本料金は月額税込
596である。支払方法は電話代合算かクレジットカードである。
    本案は、「動画見放題」というほどのことはない。
①  基本料金だけで観られる無料動画は、10分程度の動画とシリーズ物の第1話のみであり、かつダウンロード再生は不可である。
②  月初に付与される動画ポイント
1,080を利用すれば、有料動画を観ることができるが、1,080で観ることができるのは、2本か3本である。すなわち、基本料金だけで観ることができるのは、1か月当たり2本か3本である。有料なのでダウンロード再生可能である。(パソコンへのダウンロードは不可。)
    詳細はこちら。

(3)  アマゾンのprime video(プライムビデオ)
    基本料金は月額税込
432である。(年払いでは月額税込351)
    動画配信サービスとしては、最安値であるが、 ネットの書き込みによると無料動画が少ないようである。

(4)  ドコモのdTV
    基本料金は月額税込
540である。支払方法はクレジットカードである。
    テレビに投影せずにタブレットやスマートフォンでダウンロード保存再生するのであれば、再生開始時のみインターネットを利用できれば良く、再生中はインターネット環境を必要としない。タブレットでもスマートフォンでも映像拡大すれば、自動的に横長画面になる。
    基本料金だけで観られる作品は多いとは言い難い。基本料金だけで観られる無料動画でもダウンロード保存できないものがある。
    ツタヤのDVDレンタルよりは品揃えが少ないように感じられる。例えば、韓流時代劇ドラマについては字幕版のみである。

(5)  TSUTAYA(ツタヤ)プレミアム
    月額税込
1,080で次の①②を利用することができる。支払方法はクレジットカードである。
①  旧作DVDが店舗において借り放題。レンタル状態のDVDが5枚以内であればOK。旧作以外のDVDは半額でレンタル可能。
②  旧作見放題対象動画が見放題。視聴方法はリアルタイムストリーミング再生のみで、ダウンロード再生は不可である。再生時は自動的に横長画面になる。旧作以外は有料で視聴可能である。有料作品はダウンロード再生可能なのかもしれないが、パソコンへのダウンロードは不可であると推察される。

    最寄り店舗のセルフレジにおいて、Tカードとクレジットカードを読ませることによって会員登録が完了する。
1か月当たり約100枚(1日当たり2〜4枚)のDVDを借りている(2018年11月1日現在)。

<ネットワーク環境>
    動画の取得にはインターネット環境が必須である。
    しかし、我が家の電話回線はプッシュ回線であり、光回線でもなければISDN回線でもADSL回線でもない。インターネットのインフラはモバイルルーターのみであり、オンラインで動画を視聴するのはハードルが高い。

(1)  Pocket wifi(ポケットワイファイ)
    現在利用中のネットワーク機器であるが、通信制限がある。Pocket wifi(ポケットワイファイ)を2台利用しているが、併せて10GBである。動画を利用しなくても毎月使い果たしている。
    スマートフォンによるテザリングも可能(通信制限3GB)であるが、テザリングはスマートフォンの電力消費が大きい。スマートフォンによるBluetooth(ブルートゥース)テザリングも可能であるが、Bluetooth(ブルートゥース)テザリングは大容量通信を利用することができない。

(2)  au(エーユー)のWiMAX2+(ワイマックスツープラス)
    料金は月額税込
4,730である。支払方法は銀行口座である。
    通信制限が無く使い放題であり、魅力的ではある。しかし、現用品との併用はコストにおけるハードルが高い。au(エーユー)取扱店(GMOなど)が安価なプランを提供しているが、通信販売である。ネット情報では、問い合わせ窓口に電話しても繋がりにくいそうである。
    現用のPocket wifi(ポケットワイファイ)更新月に再考することとしたい。

(3)  Softbank Air(ソフトバンクエアー)
    料金は月額税込
4,104である。支払方法は銀行口座である。
    残念ながら回線満杯であり契約不可である。通信制限は無いのだが、公式なスタンスでは契約時の住所以外での利用は禁止されているので、外出先でのタブレットはスマートフォンのテザリングに頼ることになる。

(4)  Softbank(ソフトバンク)光
    料金は月額税込
7,236であり、現用のプッシュホン回線の料金を引いても月額税込4,965である。支払方法は銀行口座である。
    本案もハードルが高い。

(5)  無料スポット
    リアルタイム視聴ではなくダウンロード再生を利用することにすれば、通信に関する費用はゼロである。
    タブレットでダウンロードする場合は、イオンモールの無料スポットを利用する。制限時間60分であるが繰り返し接続可能である。(再接続後はダウンロード中断点から再開される。)
    イオンモール内では場所によって、電波の弱い場所や通信速度の遅い場所があるが、電波が強く通信速度の速い場所を見つけることができた。店舗棟1階の「藤の広場」にあるエスカレータ脇の休憩スペースでは、動画1本当たりのダウンロード時間は10分程度である。
    スマートフォンでダウンロードする場合は、ソフトバンクの無料スポットを利用する。これもイオンモール内にある。制限時間は無い。電波は強く通信速度も速い。動画1本当たりのダウンロード時間は10分程度である。
    セブンイレブンでは接続可能ではあるがダウンロードは不可であった。大量通信を排除しているものと推察される。他のコンビニについては未確認であるが、同様であると感じられる。

<テレビへの投影方法>
    連れ合いと一緒に鑑賞するため、テレビで観られることは必須条件である。
(1)  アナログRGBケーブル&音声ケーブル
    アナログRGBケーブル&音声ケーブルでパソコン画面をテレビに投影することは従来から利用している。しかし、その構成でツタヤの配信動画を視聴開始すると、その時点でエラー(エラーコード:3005)になる。また、パソコンではdTV動画のダウンロード保存ができない。
(2)  HDMIケーブル
    次に試したのはHDMIケーブルである。これでパソコンとテレビを接続すると、ツタヤの配信動画を視聴することはできるが、配信動画をパソコンにダウンロード保存することができない。ツタヤの1時間ドラマを
リアルタイムストリーミング再生してみたところ、通信量は約1GB(ギガバイト)であった。
    現用のタブレットもスマートフォンもHDMI端子が存在しない。
【注】HDMI・・・High-Definition Multimedia Interface(高精細度マルチメディアインターフェース)
(3)  MHL変換ケーブル
    次に見つけた手段はMHL変換ケーブルであるが、現用のタブレットもスマートフォンもMHL対応品ではない。
【注】MHL・・・Mobile High-definition Link
(4)  Chromecast Ultra(クロームキャストウルトラ)
    次に見つけた手段は、無線受信器である。タブレットやスマホの映像をテレビに投影するためのテレビ側受信器として、Chromecast Ultra(クロームキャストウルトラ)やMiracast(ミラキャスト)などが利用されている。しかし、最寄りのヤマダ電機にはChromecast Ultra(クロームキャストウルトラ)しか置いてなかった。
    ヤマダ電機販売価格税込
9,720であった。

    これは、無線LANルーター経由でタブレットやスマホの画面をデジタルテレビに投影するための受信器(無線LAN子機)である。設定には、PlayストアにあるGoogle home(グーグルホーム)を利用する。

    Chromecast Ultra(クロームキャストウルトラ)を利用するしかなく、試したところ、次の制約が判明した。
①  dTVアプリのキャスト機能を利用してダウンロード再生すると「この作品はChrome castでは再生できない」旨のエラーメッセージとなる。「この作品は」とのことであるが数本の動画において再現率100%であった。(ダウンロード再生でなくリアルタイムストリーミング再生であればテレビへの投影は可能である。)
    結局、タブレットでは、アンドロイド(バージョン6)のキャスト機能を利用してテレビに投影した。
    スマホの場合は、アンドロイド(バージョン5)の設定機能にキャスト機能が存在しない。ヘルプ情報によるとバージョン5でも設定機能にキャスト機能が存在するはずなのだが、なぜか存在しない。やむなくPlayストアにあるScreen mirroring assistant(スクリーンミラーリングアシスタント)を利用したが、分解写真のような表示になり、とても実用的とは言えない。
②  dTVアプリでダウンロード再生すると、作品によっては「エラーコードE111」になることがある。再現率100%である。(テレビに投影しないのであればE111にならない。)
③  たまに(1時間に0〜5回くらい)ハングアップすることがあり、再接続可能になるまで20秒程度要する。